2015年に見た映画

 

ハンナ・アーレント

ずっと煙草すってるアーレントが格好良かった。

ハイデガーがなんか情けない。

 

アレクサンドリア

プラトン主義の女性哲学者ヒュパティアの生涯を描いた作品。

アレクサンドリア図書館が破壊されるシーンがぐっときた。

本を燃やすのは人類にとって自分で自分の首を絞めるのに等しい。

 

『ロリータ』

めちゃくちゃよかった。

原作もう一回読みたくなった。

 

シェルブールの雨傘

ミュージカル調の映画。曲がとても気に入った。

女の人って大体みんなあんな感じだと思う。

Je ne peux pas vivre sans toi(あなたなしでは生きられない)

と言いながらあっさり上書き保存をしていくものだ。

 

櫻の園

出てくる学生たちがダサいながらも可愛かった。

稽古場のシーンがとても印象に残った。

稽古場っていいよね。踊りにせよ演劇にせよ。

 

櫻の園』リメイク版

↑のやつよりいまいちだったので覚えてない。

 

『卍』

原作:谷崎潤一郎

短い映画ながらも強烈だった。

「僕にかてパッションあったんや」の台詞が頭から離れない。

これはやっぱり同性愛というより人間の性愛を描いた話だろう。

 

『美しさと哀しみと』

原作:川端康成

けい子役の加賀まりこがとてもかわいい。

ロリータっぽい子は好きだ。でも小説のほうが面白かった。

 

『ラブ・マイ・ライフ』

ロケ地が吉祥寺だったらしく見覚えのある風景ばかりでなんだか不思議だった。

いちこがエリーにマニキュアを塗ってもらうシーンがよかった。

私も自分の人生をもっとラブしたい。

 

『ラヴァーズキス』

お笑い芸人みたいなノリの子がよかった。

これも漫画のほうがいい。

 

『シャイン』

よくある孤独な天才ピアニストの話。

最後は父親と和解したけどなんだかなあ…という話だった。

 

マリア様がみてる

主人公の女の子かわいい。

相手役のスールのお嬢様も綺麗だった。

 

 

『くちづけ』

知的障害者支援施設を描いた物語。

途中まではほのぼのとした雰囲気だが、衝撃的なラスト。

普通なら子供に生きるすべを教えるのが親だけど、子供にその能力がない場合それは不可能だ。

父は娘に幸せを保障するために殺すという手段を選んだのかもしれない。

 

人のセックスを笑うな

主人公に片思いしてる女の子に片思いしてる男がけなげでよかった。

 

『草食男子の落とし方』

まず主人公が草食男子ではないので参考にはなりません。

準主人公の女性の薬剤師の親友が

「この仕事をしてると嫌になるわ。明るそうにふるまってる

この町の10人中9人は向精神薬を飲んでることが分かってしまうんだもの」

と言っていたのが印象的。

本当にアメリカはそんなにひどい鬱病大国なのだろうか。

 

『旅するジーンズと16歳の夏』

中学生のときに熱中して読んだ作品だけあって泣いた。

ベイリー役の子供が演技上手。

続編の『旅するジーンズと19歳の旅立ち』も見ようと思ったら

公開期間が過ぎてしまった。残念。

 

 

『風俗に行ったら人生変わったwwww』

あんまり面白くなかった。

主人公はワイパックスをまず飲んでから風俗に行け。

 

『暗闇から手を伸ばせ』

身体障害者専門のデリヘル嬢を描いた作品。

「この町にはな一万人以上の障がい者がいるはずなんだよ。

でもどこにいるんだ?道見たってほとんど歩いてねえだろ。

みんなひっそり生きてんだよ。

日本ってのは障がい者にとって超生きづらい国だからな」という台詞が頭に残ってる。