2015-01-01から1年間の記事一覧

ソルジェニーツィン 『イワン・デニーソヴィチの一日』

ソルジェニーツィン 『イワン・デニーソヴィチの一日』を読んだ。久しぶりにいい食べ物小説に出会ったという感じがする。この本はロシアの極寒の地の監獄で強制労働を強いられている男の話なので、豪勢な食べ物が出てくるわけではないがそこがいい。特に囚人…

ゥチとプラトン

プラトンを本格的に読むようになって一年が経った。私は大学に入ってすぐに専攻を決めたわけではないので、真剣に読むようになったのは3年生になってからである。(とはいえどこの大学でも同じように『饗宴』や『ソクラテスの弁明』などは読んでいたが) こ…